Living / May 1, 2018

【留学前必読!!】カナダの税金事情を大解説!

カナダへの留学が決まってワクワク!と言いたいところですが、国が変われば税金も変わる。実際にカナダに行く前に税金については確認済みでしょうか?何かしらものを購入するときには必ず付きまとってくる消費税はカナダではいくらか知っていますか?日本と同じと思って知らずに行くと、ちょっと損をするかもしれないので、事前にしっかり勉強してからカナダへ出発しましょう。

カナダへの留学が決まってワクワク!と言いたいところですが、国が変われば税金も変わる。実際にカナダに行く前に税金については確認済みでしょうか?何かしらものを購入するときには必ず付きまとってくる消費税はカナダではいくらか知っていますか?日本と同じと思って知らずに行くと、ちょっと損をするかもしれないので、事前にしっかり勉強してからカナダへ出発しましょう。

ワクワク男の子

まずはおさえたい税金の種類 GST、PST、HST

まず第一に抑えておきたいのは、カナダの税金の種類。カナダの税金には連邦消費税(GST)と州税(PST)とハーモナイズド消費税(HST)の3種類があります。自身が生活する州によって払わなければいけない税金の種類は違うので要注意です。

GST(Goods and Services Tax)国税

カナダ連邦政府に払うもので、税率は5%。で一律です。一部GSTの還付がある場合もあります(後ほど)。

PST (Provincial Sales Tax)州税

各州に対して払う税金です。税率は州によって異なります。

HST (Harmonized Sales Tax) 統合売上税

GSTとPSTを統合したものです。2010年から導入された税制です。

カナダの消費税は国にも州にも払わないといけないの?



ちょっとした旅行でも必ず払わなくてはならない税金といえば、消費税。ちょっと遊びに行くくらいでも必ず物は買わないといけないの、誰しもが払っているはずです。その消費税について、ここで事前に知識を身につけましょう。

カナダの消費税の仕組みとして、知っておきたいことは、GST+PSTを払わないといけない、という点です。国税であるGSTが一律で5%課税され、それに加えて各州ごとのPSTを払うという形になっています。また、先ほど、基本的にはGST+PSTを払わないといけない、と言いましたが、州によってはその二つの税制度を統合して課税されているHSTを払えば良い、という州もあります。これは言葉だけでは分りづらいと思うので、表にしてみました。

 

州/税GSTPSTHST
アルバータ州5%0%
ブリティッシュコロンビア州5%7%
マニトバ州5%8%
ニューブランズウィック州13%
ニューファンドランド・ラブラドール州13%
ノースウェスト準州5%0%
ノバスコシア州15%
ヌナブト準州5%0%
オンタリオ州13%
プリンスエドワードアイランド州14%
ケベック州5%9.98%
サスカチュワン州5%5%
ユーコン準州5%0%

 

このように、GST+PST、またはHSTを払う、という仕組みになっているので、自分の生活する州がわかっている場合はぜひご確認ください。

カナダへの旅行の時に覚えておきたい、消費税の還付

カナダの消費税のうち、GSTまたはHSTは戻ってくる制度があります。

対象になるのはカナダ国外に持ち出す物品に支払った分と宿泊費です。残念ながら国外に持ち出すとしても、アルコール類やタバコは還付の対象にはなりません。

還付の条件は、購入物品の合計がC$200(税抜)以上で、かつ、各レシートの購入金額がC$50(税抜)以上というものです。

※こちら2007年までの制度でした!現在は廃止されています。ですが、宿泊費にかかった税金の50%が還付される制度はあります。

GSTの還付方法は全部で3種類あります。

1.カナダ税関歳入庁に申請する

ホテル、空港案内所、免税店等に置かれている「Tax Refund for Visitors to Canada」という小冊子に必要事項を記入して、郵送で送り、認められれば小切手が送られてきます。

2.現地の還付申請代行業者を利用する

この方法の場合は業者をに代行してもらうことになるので当然手数料がかかってしまいます。ですが、プロにやってもらうことで安心して還付を受けることもできますし、還付が早いのも特徴です。

3.日本の還付申請代行業者を利用する

カナダプランナーズというサービスで、代行してくれます。予約が必要ですが、プロなので安心です。

http://www.canadaplanners.net/

日本とは大きく違うカナダの所得税


次は所得税について。日本では、会社員であれば会社が所得税の申告を代わりにやってくれますが、カナダの所得税は日本とは違い、全員が自身で申告しないといけません。しかも、カナダ国内で働いた外国人も申告しないといけません。ワーキングホリデーで就労する予定の方はこの点が関わってくるので事前に頭に入れておきましょう。

カナダの所得税には二つの種類があります。連邦法人所得税(Federal Income Tax)と州法人所得税(Provincial Income Tax)です。カナダで得た所得に対して、この二つの所得税が課せられることになります。

連邦法人所得税(Federal Income Tax)


連邦法人所得税の標準税率は15%です。これは連邦税なので、生活している州に関わりなく、所得を得ている人は全員が払わなくてはならない税金です。

州法人所得税(Provincial Income Tax)


州法人所得税は州によって違ってきます。税率は法人の形態や所在する州によって 2.5%から 16%まで変わってきます。以下、参考に2014年度の所得税です。

州/税GSTPSTHST
アルバータ州10%10%
ブリティッシュコロンビア州11% 11%
マニトバ州12%12%
ニューブランズウィック州12%12%
ニューファンドランド・ラブラドール州5%14%
ノースウェスト準州11.5%11.5%
ノバスコシア州16%16%
ヌナブト準州12%12%
オンタリオ州10%11.5%
プリンスエドワードアイランド州16%16%
ケベック州11.9%11.9%
サスカチュワン州10%12%
ユーコン準州2.5%15%

課税の対象になるのは

  • 給与所得
  • 投資所得(利子・配当・賃貸料・ロイヤルティー)
  • キャピタルゲイン
  • 事業所得
  • 年金
  • 離婚手当など

があります。これらの所得を得ている場合は納税しなくてはならないので、サボらずしっかり申告しましょう。

税金の申告方法


先ほども少し言いましたが、日本と違い、個人事業主、企業の就労者にかかわらず自己申告制しなくてはいけません。ワーキングホリデーなどで海外に滞在する場合は、現地の企業から給料を受けているわけなので、カナダにて確定申告をする必要があります。しかし、税金の仕組みは難しく、母国でするのも大変なくらいですよね。そんな時は申告を代行してくれる会社やサービスがあるのでそちらを利用してみてはいかがでしょうか。例えば、カナダプランナーズ(またまた)というサービスで代行してくれます。こちら(http://www.canadaplanners.net/)からウェブサイトが閲覧できるので、一度概要を見ておくと良いかもしれません。

カナダには相続税はない?!


カナダには相続税はありません。そのため、富裕層の中にはカナダで口座を開設して資産を移したり、カナダの会社の株式を買うことで支払う税額を減らすという方法をとる方もいるようです。日本では相続税が最高55%にもなるので、そうしたくなる気持ちも分かりますね。ちなみに。カナダの他に相続税がない国はシンガポール、マレーシア、オーストラリア、香港などがあるようでした。

カナダの税金は高い!?生活費に占める税金の割合が4割にも

実はカナダは税金が高い、と言われています。どのくらい高いかと言うと、家計の中で税金に費やす割合が食費や住居費、衣類の総額以上に高い、というほどカナダの税金は高いです。あるデータでは家系の40%を税金が占めているとのこと。

しかし、実際のところをカナダブリティッシュコロンビア州在住の友達に聞いたところ、「そんなに高いとか感じません。」と言っていました。

一般的に税金が高いということは医療保障や社会保障、公的なプログラムがしっかりしていると言われています。意見はまちまちでしょうが、必ずしも税金が高いからと言って不満を持っている人ばかりと言うわけでは無いようです。

まとめ

カナダの税金は日本の税金とはの仕組みから違います。少々複雑なところもあり、結局どれを払えばいいの?となってしまったり、わからないから払わない、還付も面倒だから申告しないとなり、後々損をしたり、面倒に巻き込まれない為にも事前に知識を入れて準備をして行きましょう。