みなさんこんにちは!実は私、バンクーバーで大学院生をしながら、現地の高校の講師、そして言語学校で日本語教師をしています。通っている大学院でもTAとして、オンラインで開講されている大学の日本語のクラスも教えました。
バンクーバーに来る前は英語を教えたことはあったのですが、日本語を教えたことは皆無でした!(笑)まさか日本語教師になるとは思っていなかったのですが、何事も経験ということで、日本語教師を始めてみました。
日本語教師になったきっかけは?
そんなとき、大学院のクラスの友達が一緒に韓国語のレッスンを取らないかという話をしてきたので、いいよ〜と言って言語学校へ韓国語レッスンの話を聞きに行きました。
たまたま受付にいた係りの人と話が弾み、ノリで「もしかして、日本語の教師を探していたりしませんか?」と聞くと、運よくその人がマネージャーで、なんと「それが、実は、探しています(笑)」という答えが返って来ました!
その後、以前に何かを教えた経験があるか、就労できるビザがあるかなど、簡単な質問をされた後、「そしたらこれ私のメールアドレスだから、レジュメを送ってちょうだい。もし良さそうなら後日インタビューの詳細を送ります。」と言われました。
そして、レジュメを送ると後日連絡が来て、面接とデモレッスンをすることになりました。たいてい教える系の仕事をする時は、10〜20分程のデモレッスンをするように言われることが多いです!
とりあえず、何を教えようかと迷ったあげく、アクティビティなどを交えながら数字を教えるデモレッスンをしました。
そして後日採用の通知をいただき、日本語教師として働くことになりました。
いや、なんでも聞いてみるものですね!(笑)
まさか、韓国語レッスンの話を聞きに行って、日本語教師のバイトをゲットすることになるとは思いませんでした!(笑)
どんな人たちが日本語を学んでいるの?
しかし、実際に色々なところで教え出してみると、本当に様々な理由で日本語を学んでいる人たちがいました。とはいえ、だいたいは4パターンくらいに分かれる気がします。ということで、勝手に日本語を学んでいる人たちを4パターンに分けてみました!
①日本の文化が大好きな人たち、いわゆるオタク!
やはり予想していたように、アニメや日本の音楽、ゲームなどが大好きなオタクの人たちは、日本語のクラスによくいます。アニメのロゴの入ったTシャツを着てくる人や、なんちゃって制服のような服を着てくる人もちらほらいます。先生、「○○というアニメ知っていますか?」「先生、この歌手知っていますか?」などと、いつも嬉しそうに聞いてくれるのですが、マニアックなものも多くて「ごめん、知らんわ〜」と肩身狭く答えています(笑)
②日本人のパートナーがいる人たち。
奥さんが日本人で、奥さんは英語が少し話せるけど、奥さんの家族とコミュニケーションが取りたいから日本語を学んでいる、という人たちにもよく出会います。30代、40代の人も多くて、歳をとってからも奥さんのために新しい言語を習い始めるって、すごく素敵ですよね!
③日本に旅行に行く予定がある人
日本って、たくさんきれいな場所があって、食べ物があって、外国人から大人気の旅行先ですよね。なので、日本に旅行に行きたいから、少し日本語を学んでみたいという理由で日本語を学んでいる人もけっこういます!実際に旅行に行ったカップルに聞いてみると、お猿さんが注文したものを運んでくれるという居酒屋や、うさぎパークに行ったなど、私も全然知らなかったようなところを教えてくれました!いつも生徒さんたちを通して日本を再発見しています(笑)
④GPAブースターのために日本語を取っている学生
これは、高校や大学に限定したことなのですが、日本語の知識が少しある人たちが、GPAを上げるために日本語のクラスを取っていることもよくあります。これは特に、アジア系の学生に多い気がします。親戚が日本に住んでいたり、子供の頃から日本のアニメになじみがあったり、色々なところで日本に繋がりがある人がたくさんいます。
ざっくりと、以上の4パターンに勝手に分けさせていただきました。あくまで私の個人的な観察なので、みなさん是非どんな人たちが日本語を学んでいるのか観察してみてください!笑