カナダに来るまでの経歴
Shoくんのバックグラウンドからカナダに来るまでの道のりを教えてください。
カナダの最初の印象はモレーン湖


カナダの最初の印象は僕が中学の時に英語の教科書かなんかの表紙がモレーン湖っていう綺麗な湖だったですよ。横に小さく【カナダ・モレーン湖】って書いてあって、将来絶対ここに行こうって決めてたんですよ。カナダっていうよりもモレーン湖に行こうって思ったんですよね。
モレーン湖が理由でカナダに来る人初めて見ました。笑
ビジネスに興味をもつ

そんなんも忘れてて、高校の時に彼女がいたんですけど、卒業と同時に振られたんですよね。初めの彼女だったからめっちゃショックで、絶対見返してやろうと思ったんですよ。その彼女のおとんが社長だったんですよね。それよりも、もっとすごい社長になろうと思ったんですよ。
おー!そっからビジネスに興味もったんですね!

そうなんですよ。大学に入る前の休みとかも本とか読み漁って、大学入ってからもみんな新歓とか行ってワーワーやってたんですけど、俺は図書館行って勉強してました。笑 通学の時も、僕和歌山から大阪まで電車まで1時間ぐらいかかるんすけど、友達にあってしまったら話さないといけないから、わざと時間ずらして通ってました。本読みたいから。
めっちゃストイック。笑
大学1年生からベンチャー企業でインターン

入学して1ヶ月後ぐらいにインターンシップフェアってイベントがあって、20人ぐらいの社長と200人ぐらいの学生が集まって会社にインタビュー できるよってイベントで。これ行かなあかんと思って。そしたらある会社に出会って、トランクルームっていう業態の不動産の会社なんですけど、倉庫とか空いてるテナントを借りて、そのスペースを小分けにして貸し出すっていうサービスです。その会社の社長が素晴らしくて、いうたら人格者みたいな人で。社会人としての基本はその社長に教えてもらいました。
事業よりもその社長に惹かれたんですね。

そうです。その社長が言ってたのは、うちは経営者を育てる学校やって。人間を木に例えられて、人間の人格は幹で、スキルは枝葉やと。枝葉がいくら生えていても幹がしっかりしていないと木は倒れてしまう。うちはその幹を育てるところや。その人自身の夢が、関西にいい人格の経営者を100人輩出したいって。そうすることで関西はもっと良くなっていくよねっていう考えの基に事業をやっている方で。
素晴らしい。。

素晴らしいですよね。それで僕グワァーって惹かれて、そのイベント中に、「社長、、働かせてください!!!」って。それで面接を受けて大学一年生の7月からその会社で働きはじめました。
どれぐらいの頻度で働いてたんですか?

週3.4で。学校のない日がメインで。不動産関係やから物件を探さないといけないんすよ。土地とかテナントがなかったらなにもビジネスできないから。それで学校いる時も空きコマとかにタウンページ見ながら営業の電話してました。笑
やりすぎやろ! 笑


引っかかるのは100件に1件ぐらいでした。でもその一件が大切なんです。電話するか、不動産に直接言って回るか。そんな感じで一年間過ごしました。大学2年生の夏まできて一回休学しようと思って。もはや、やめようと思ってました。割と自分の中で覚悟決めとったんですよ。
大学よりもその会社で働く方が学ぶとこが多いと思ったんですね。

そうなんです。でも親に大反対されて。おとんとめちゃくちゃ喧嘩したんですけよね。うちの親どっちも高卒で、おとんがドライバーやってておかんがパートで働いてて、で僕が4人兄弟の長男なんですよね。おとんの世代は大学出て、大きい会社入って出世するってのが成功者のモデル見たいのがあって、それがおとんの中では一番キラキラしてるんすよ。
きっとその頃の成功モデルはそうですよね。大企業でのし上がってくっていう。島耕作。

おとんはそれを見てるから、小さい頃からいい大学行って出世コース行けよって常々言われてたんですよ。だから国立大学受かったから嬉しいですよね。それでそいつが大学辞めるなんていうから大喧嘩ですよ。笑 まあ、でも休学って形でそこは収まりました。
休学してがっつり働いてみてどうでした?

2年生の夏から4年生の春まで休学したんですけど、合計で2年間その会社にお世話になりました。ですが、営業の成果が上がらない時期が長かったんです。できの悪い僕を本当に優しく見守ってくださる社長と社員さんに成果という形で恩を返したいのと、自分自身ももっと成長せなあかんという思いで、がむしゃらになって働いていました。すると体を壊してしまいました。偏頭痛が1ヶ月間止まらなくなって。その時に冷静になって自分のこれからについて考えるようになりました。頑張った甲斐もあってそのあと少し成果も出たのですが、横で自分の何倍も成果を出して何倍ものお客さんを喜ばせている先輩を見たときに、自分がこの仕事を続けていくべきかわからなくなりました。良い人ばかりで大好きな会社でしたが、自分の生きていく道を新たに探るため、退職させていただきました。
イベント会社で働く
やめてからは何をしたんですか?

今でもよく遊んでもらう尊敬する先輩に出会って、その人が所属するイベント会社で半年間働きました。
どんなイベントを運営しているんですか?

大阪にとある商業施設があるんですけど、そこのイベントのほとんどを仕切っているところです。その先輩が企画、運営をしてる人で、僕も運営を手伝わせてもらいました。

普段会えないような凄い人に出会う機会もいただいたし、自分にとっては完全に新しい世界でした。でも働いているうちにこの仕事が自分がやりたい仕事ではない気がしてきました。それで学校に戻ったんですけど、どちらかというとネガティブな理由ですね。会社やめて、学校やめたらもう何もないなっておもって、とりあえす学校行きました。
いや、それが普通の大学生だけど。笑
地元のカフェでバイト

ここから学校に行きながら、地元でカフェバイトをはじめました。
その時から将来カフェをやりたいなって思ってたんですか?

その時はぼんやりでしたね。なんとなくリタイヤした後にやりたいなって軽い気持ちでイメージしてました。だからカフェの勉強したいなって思って、家から近くて接客がイケてて、コーヒー美味しいところ探したらあったので、そこで2年間お世話になりました。
その時にコーヒーについて勉強したんですか?

いや、そこは地元の人に愛されるような喫茶店でめちゃくちゃいいカフェなんですけど、僕自身その時はコーヒー自体に興味を持っていませんでした。
コーヒーというよりは接客重視だったんですね!

休学してカナダにワーホリしてバリスタとして働く
ワーホリを考え出したのはいつからですか?

イベント会社で働いてた時ぐらいですかね。マレーシア留学に1ヶ月だけ行った事があったんですけどそれが楽しくて、学生のうちにもう一回海外行きたいなって思って。もともとリクルートとかのメガベンチャーとかに就職したいなと思ってて、新卒残しときたいなって思ってました。
その時からワーホリでコーヒー勉強したいって思ってたんですか?

全然思ってませんでした。なんでコーヒー好きになったかっていうと、当時付き合ってた彼女にクリスマスプレゼントにケトル、コーヒーミルとドリッパーをもらってコーヒーを自分で淹れられるようになったんですね。それで、彼女にコーヒー作って美味しいって言ってもらえるのが嬉しくて。
いや、なんか泣きそう。

結局別れるんですけど。
現実って残酷。。。

でも、別れたのが大きくて、付き合ってた時って、この人を守ってあげなくちゃって思うじゃないですか。だから、しっかりお金も貯めたいからメガベンチャーとかかなって思ってたんですよ。でもそれがなくなって、あ、コーヒーを若いうちからやろうかなって思ったんすよ。
カナダに来る前の英語力ってどんなもんだったの?
休学してすぐにカナダに来たんですか?

カナダに行く前にニューヨークに言ったんです。日本にいる時にシェアハウスに住んでて、そこにいるアメリカ人と仲良くなってその人の実家に二週間いました。
いいなー!じゃあ、その時から英語は結構しゃべれたんですね。
英語で注文できない!

いえ、全然です。最初はカナダの宿も20ドルの宿一泊だけ取ってて、バーに行ったら友達も見つけて、すぐに家も見つけてそのうち仕事も見つかるだろうと思ってました。マレーシアで友達結構できたんで、自信があったんですよ。でもアメリカに行って、友達とカフェ行ったら注文ができなかったんすよ。それでこれはあかんと思って、カナダつく三日前に留学エージェントの友達に連絡して、カナダのエージェントに繋いでもらって、二日前ぐらいに学校とか家とか全部手配してもらったんですよ。笑
そこはさすが!笑

それで語学学校行ってる間に、レジュメ落としてカフェの仕事探してました。
語学学校は準備するところ
語学学校は役立ちましたか?

いやーどうだろう。1ヶ月だけやったし。でもこっちの生活に慣れるには必要な期間やったと思います。
なるほど。生活にも慣れるのに時間かかりますよね。

日本人の友達もできて、情報交換もできましたしね。
バンクーバーでバリスタとして働く

最初の職場は49th parallel
それで無事に仕事先見つかったんですね?

はい。49th parallel って結構こっちでは有名なカフェなんですけど、バンクーバー カフェとかググったら上に出てくるようなカフェです。後、焙煎を自分たちでしてるっていうのが大きかったですね!焙煎を勉強できるのはいいなって。でもなんか違うって思って3ヶ月でやめました。気合が入ってる人と入ってない人の差がすごいあって。コーヒーに情熱注いでいる従業員が自分が想像していたよりも遥かに少なかったんです。日常の業務をこなす中で、コーヒーに触れる時間も短く、コーヒーを勉強しているという感覚はすごく薄かった。1年後日本に帰って大学に復学する予定の僕としては、もっと情熱が溢れる環境に身を置いて、吸収できるだけ吸収して帰りたかったんです。あと単純にマネージャーがあまり好きでなかった。
なるほどね。

そう。後、モレーン湖に行くのは絶対だったじゃないですか。
そうだった!笑 モレーン湖の伏線。笑

で、四日ぐらい休み取ろうとしたら、取れなくて!他の人はバケーション取れてんのになんで俺だけ取れんのやとモヤモヤが最大限に達したので辞めました。
おお!で、念願のモレーン湖に行ったんですね!

行きました。最高にきれいでした!写真で何回も同じ景色を見たはずなのに、それでも鳥肌が立つほどでした。行ってよかった。その旅行が終わった後、日本に帰る用事があったので一週間だけ帰国しました。
将来は、自分のカフェを開きたい
そうなんだ。日本の一時帰国はどうだった?
最高の仲間とカフェを開きたい


地元のめっちゃ仲良い3人組がいるんですけど、そいつらにあったんですね。どんな奴らかっていうと、一人は銀行員で、もう一人が今アイルランドでストリートミュージシャンしてます。銀行員やってるやつは結構真面目なやつだったんですけど、仕事つまんねえとか言ってて、それで3人でカフェやろうぜって話になったんです。まだ完全にはわからないですけど、僕がやったら絶対に手伝ってはもらいます。
じーちゃんの定食屋

あと、カフェやろうと思った理由がもう一つあるんですけど、カナダいく前にばーちゃんの体調があまり良くなかったので、ばーちゃんと過ごす時間を長くとっていました。じーちゃんが高校生の時に亡くなった時は悔いが残ったんですよ。もっと喋っておけば良かったって。なので週2,3回は隣の市に住むばーちゃんと話す時間を作るようにしていました。するとある日、じーちゃんの話になって、僕が生まれる前、じーちゃんが定食屋さんやってたってこと知ったんですよ。僕、じーちゃんの仕事は病院の料理長だったことしかしらなくて。じーちゃんのこともばーちゃんのこともめっちゃ好きで、じーちゃんも自分の店を持ってたんだって知って、なんかいいなって思ったんですよね。じーちゃんの血引いてるなって。
繋がってるって感じたんですね。どんなカフェを作りたいとかあるんですか?

地元の人がホッと一息つけるみたいな。前、日本で働いてたカフェがすごい常連さんが集まるカフェで、そんなカフェがいいですね。流行っては欲しいけど、ちゃんと近所の人も来れるような。
バンクーバー最高のカフェに雇ってもらえた理由

最高のカフェの探し方
カナダに戻って来てすぐにNemesisで働いたんですか?

カナダの49thってカフェを辞める前にpropagandaっていうカフェに応募していて、実は雇ってもらえるって話だったんですけど、戻ってきたらもう他の人雇っちゃったって言われて、それでNemesisに応募したんですよね。
それっていろんなカフェに応募したんですか?

いや、その2つって決めてました。お客さんとして行っていて、良いカフェだな、働きたいなと思ってました。
色々なカフェ巡って自分で調べたんですか?

そうです。語学学校いる時に暇だったんで、カフェ巡りしかすることないじゃないですか?
そう?そうかも知れんない。。。そう?笑

調べ方は、カフェに行って定員におすすめのカフェ聞いて、それのループで巡り待ってましたね。
すごい!美人が言う美人の美人は美人説のカフェ版だね!

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ひたすらつらい時期
それで、ネメシスにレジュメ出して普通に通ったんですか?

通ってないです。そもそもレジュメは出してたんですけど、最初は受かるとも思ってませんでした。なんかその時期はすごく消極的になってたんですよ。なんか全てが全然うまく行かなかったんですよね。普段は結構なんでもやったれって感じなんですけど、その時は全然動けませんでしたね。 それで3ヶ月ぐらい何もしないで旅行とかしてました。
結構お金とか日本で貯金してたんですか?

いや、持ってってたのは20万ぐらいです。笑
え!じゃあ、前のカフェでめっちゃ稼いだとか?

いやそんなこと全然なくて、9月から11月半ばまで仕事してなかったんですけど、10月ぐらいから結構お金やばいなと思い始めて、猛烈に働きたい訳ではないカフェとかにも応募してたんですけど、全然見つからんくて11月15日ぐらいまで仕事見つからんかったらラーメン屋さんで働く予定だったんすよ。11月分の家賃払えなくて半分だけ払って待ってもらってました。笑
ギリギリー!
アピール

毎日いろんなカフェに行って探して。ネメシスにはkeep in touchで。
どんな感じでkeep in touchしてたんですか?

三日に一回ぐらいは行ってましたね。で、コーヒー頼んで、コーヒーの本とか読んでめっちゃアピールして。笑
アピール!!
アピールしてますねー!レジュメも出してたんですか?

レジュメは出してて、向こうも僕がレジュメ出してることは知ってたんですよ。でもまだ募集を出してなくて。だからひたすら待ってました。結構精神的に辛かったですけどね。
いやーそれは辛そう!

ポートランド(西アメリカでコーヒーが有名な街)とかから自分で豆仕入れたりりして、これ仕入れたからちょっとトライしようぜみたいなことしたり、ずっと定員さんと話してたりしてましたね
アピール!!!!!!!!!

11月10日ぐらいに他のカフェから声がかかってこれでやっと息を吹き返しましたね。11月末とかは銀行の口座に3ドルとかしかありませんでした。笑
給料待たないとだもんね。

そう。おかず無しでひたすら玄米だけ食ってました。あと、ひまわりの種。笑
ひもじいなー。笑

違うカフェで働き始めて、11月も末ぐらいにネメシスが募集をかけたんですよ。インスタとかでhiring(募集)しますとか出てて。絶対行かなあかんと思って、その日に仕事終わり直行して、俺働きたいんやけどって言って。じゃあ今度トライアルしてあげるって言われて。
トライアルってどんな感じなんですか?

普通に定員さんみたいに4日間働きます。コーヒーも淹れるし、レジもやったり掃除とかも一通りやってみたいな。でも、正直僕、11月10日からのカフェで始めてエスプレッソマシンとかラテアートとかやらせてもらったんですよ。だから1ヶ月もない知識でやって、なんとかやって雇ってもらいました。自慢みたいになっちゃうんですけど、ネメシスが募集してから300人ぐらい応募あったらしいんですよ。
うわ!まじで?!

そう。300人から15人トライアルして受かったの僕です。
やば!1ヶ月の知識で!?すげー!!

そうなんですよ。ネメシスってバンクーバー一番のカフェみたいに言われてて、当然300人の中にはネイティブもバリスタもいたんですけど、ネイティブでもバリスタでもない僕を雇ってくれました。
すごいねー!!でも、ネメシスって人を重視すんだもんね?

オーナーになんで俺を雇ったん?って聞いたら、Shoはエナジーがポジティブだからって。そのオーナー、ジェスっていうんですけど、トライアルの最終日に、ジェスにWelcome to nemesisって言われた時はもう泣きそうでした。あれがバンクーバーで一番嬉しかった出来事ですね。
働いて感じること

いやいや、すごい!で、働いてみてどうですか?
みんなが先生

いや、すごいですね。もちろん辛いこともありますけど、みんなが技術持ってるんで、みんなが先生です。みんな僕が僕が初心者ってこと知ってるんで、どんどん教えてくれるんですよ。だからみんなからいいとこどりできるなって。
めっちゃ最高!で、みんないい人なんでしょ?[/interviewee] [interviewer]みんないい人!最初は特に英語で辛い思いはしてたんですけど、今ももちろんあるんですけど、そりゃ英語喋れない人に優しい人と優しくない人がいますよ。でも総じて幸せな環境だと思いますね。[/interviewee] [red]英語の3人以上での会話は難しい[/red] [interviewer]一番しんどい時っていつ?

スモールトークにまじれないことっすかね。やっぱり3人以上の会話は難しいですね
わかる!難しいよね〜ボケとツッコミもよくわからないし。

そう。笑 そもそも何を言ってるのか聞き取れないことも多い。あとオーストラリア出身2人いるし、スコットランド出身2人いるしで訛りもすごい。業務がどうとかよりも、そこが一番辛いですかね
なるほど。逆に嬉しい時はどんな時?
嬉しいことはお客さんとのコミュニケーション


お客さんといいコミュニケーション取れた時ですかね。こんなんでもよく接してくれるお客さんがいて、もともと僕接客がめちゃくちゃ好きで、接客は天職やなっておもてるんですけど。日本でカフェのバイトしてる時もお客さんと喋りすぎて店長に怒られてました。笑
ネメシスってオープンカウンターですもんね?

そう。コーヒー作るところも見せれるし、コミュニケーションもとれるし。
チップがすごい
給料面とかどうなんですか?

めちゃくちゃいいです。時給は12、13ぐらいなんですけど、チップが最強なんですよ。月700ドルぐらいあるんですよ。
まじで!チップだけで生活できる!

そうなんですよ。チップだけで2ヶ月分の家賃もらえるっていう。
家賃安っ!笑

笑 350ドル。笑
やっぱりお店の質が高いってことですよね。お金もよくて環境もよくて、最高!
カナダでの人間関係
友達のつくり方
友達とかってどうやってつくったんですか?俺バンクーバー来て1年経つけど、友達片手で数えられるぐらいしかいないんですけど。笑

語学学校とか、カフェにきたお客さんで仲良くなった場合とかもありますね。こっちにきたばっかりで美味しいコーヒー屋さん教えてくださいとか言われて、行きましたね。
職場の人ともプライベートで遊ぶ
あと同僚でもオフの日に遊びに行くこともあるんですか?こっちだと仕事とプライベート別って人が多いですけど。

うちは結構遊び行きますね。昨日も同僚の実家で同僚とその家族と飯食いましたね。
めっちゃいいなそれ。なんかあったまるわ。前のカフェでも仲良い人いたんですか?

前のカフェでも少ないけどいましたね。今でもよく遊びます。
こっちの友達とは何して遊ぶんですか?

飯食うことが多いすね。
そりゃそうよね。海外だからってそれは普通よね。
これからのこと
大学卒業。日本のコーヒーも学ぶ。

こっちに戻ってくる気持ちもあるんですか?

今働いているカフェ、ネメシスがビザ出してくれるかもしれないので、出してくれるんだったら帰ってきたいです。
もうすぐワーホリ終わるけど、これからどうするんですか?

まだ、大学に通ってるので大学は卒業します。通いながらカフェのバイトはしたいですね!
日本のカフェのレベルってどうなんですか?

正直わからないんですよね。
そうか。前働いてた時は今みたいににコーヒーに詳しくはなかったんですもんね。

そうそう。こっちで本格的に学んだので。でも、カナダに戻ってくるにしても、海外のいいところ、日本のいいところがあると思うので両方知って戻ってきたいですね。あと、ビールも好きだからビールにも関われたらいいですね。働く上で一番好きなのがお客さんとコミュニケーション取ることなんですよ。だから間にあるのは結構なんでもいいんですよね。
コーヒーにこだわることはないんですね。

ないです。そもそも僕飽き性なんですよね。だからコーヒーだけだと飽きるって結構わかってるんですよね。
若いうちに海外を楽しみたい
大学卒業したあとはどうするんですか?日本?海外?

多分海外ですね。一つは若いうちに海外行っておきたいってのはありますね。こんなに世界広いのに日本だけの狭い世界で生きるのって自分の中で物足りなくて。それこそ自分は飽きちゃいそうで。
めっちゃわかる!こんな世界広いのにそこ行かないで死ぬのは嫌ですよね。

嫌でしょ。あとは英語圏の友達とも深い会話をしたい。向こうで友達いっぱいできましたが、そんな良くしてくれた友達とさらに深い会話をしたいんです。
そうなんだ〜
これから来る人へアドバイス
最後になんかこれからカナダに来る人にアドバイスとかありますか?カナダでバリスタになりたい人とか。

仕事見つけるには4つコツがあると思います。

1つ目はまずどんな職場・カフェ・飲食店が町にあるかを知ること。情報収集して選択肢の母数を増やします。友達や地元の人に話しかけたりしてオススメの店を聞いたりネットで調べたり、なんでもできます。

2つ目はレジュメ(履歴書)を店に出すときは必ずオーナーやマネージャーに手渡すこと。普通の従業員に渡した場合、そのまま捨てられることも多いと聞きます。その日に渡せなければ何回でも店に通い渡し続ければ良いです。

3つ目は笑顔です。レジュメを渡す短い時間でいかに相手に一緒に働きたいと思ってもらうかが重要です。うまく話せなくて良いので、元気にいきましょう。

最後4つ目は気合いです。英語を流暢に話せないのでなかなか仕事が見つからないのは当たり前だと考えて、根気良く探し続けることです。
気合いをうまく見せるのがコツ
気合いっていうのは働きたいカフェにアピールしまくるってことですか?

最初にこっちでカフェの仕事もらった時の話なんですけど、その時コーヒーノートみたいのを作ってて、飲んだコーヒーに苦味、酸味とかの度合いを記録しておくみたいな。それで、面接の時に99杯目ぐらいで、それをバッって見せたらすごいねって言ってくれて受かりました。
すごい!努力を形にして見せるってことですね!

とにかく自分の誠意を見せ続けるっていうのは大事ですね。
それは営業で培った力かもしれないですね!
笑顔を忘れない


あとは、辛い時でも笑ってたらいいことある。ニートの時とかお金ないし仕事ないしで、ご飯もお腹いっぱい食べらんなかったし、いろんな試練みたいなのがその時期に重なってめっちゃ辛かったんですけど、笑って自分からどんどん行動していい波を手繰り寄せることが重要だと思いましたね!これって人生のコツみたいなもんだと思うんですけど、それをこのワーホリで学べましたね。
いやー勉強になります!話が全部すごくて、1ヶ月分のすごい使った気がします!ありがとうございました。