私が現在のパートナーと出会ったのは今時ありがちなオンライン、最初は「何か変な人だったらどうしよう」と実際に会うのさえ引き延ばしに延ばしていたのですが、いざ一緒にご飯に行ってみるとすごく気が合う!それから1週間毎に一緒に出掛け、会ってから3週間後に告白されました。
私のビザの期限問題などもあり、「最終的にコモンロー(事実婚、内縁)申請するかも?」と3ヶ月後には一緒に住み始めました。かなりスピーディーな展開ですね。(笑)
その1 すごくEasy-going
↑本当にこんな感じ…。
「細かいこと、気にしない」 本当にこれに尽きます。
なにに対してもおおらかで優しくて思いやりがある、というと聞こえはいいのですが、長所と短所は表裏一体。自分の家の床の埃も、キッチンが汚れていても気にならない、バスルームの水垢も気がつかない。自分の履いている靴下に大きい穴が空いていても放置です。
日本人は綺麗好き、というのが世界評価だとは思うのですが、私は特にその中でも群を抜いて綺麗好きという訳ではないのです。その私から見ても、家が汚い!というわけで、私が現在の住まいにmove inして最初にやったことは目に付く汚れの掃除でした。とはいえ、今は話し合って一緒に掃除をしているのである程度家の綺麗さは維持できています。
そして悪いと思ったらすぐ謝るのもカナダ人の良いところ。 私の彼氏に限らず、他の場所でもSorryって聞くこと多いですよね。これもおおらかな性格のなせる業ですね。今まで(私が一方的に怒って)けんかになった時も、怒っている理由を聞いて謝ってくれるのは彼の方。
カナダはもともと、みんながみんなを知っているような小さいコミュニティの中でお互いに支え合うという思想を大切にしてきた国なので、周りの人を押しのけて自分が前に出る、という意識も低いのかも知れません。
その2 着ている物が毎日一緒。
本当に寸分の狂い無く、毎日Tシャツにデニム(今の時期は暑いのでハーフ丈のカーゴパンツ)です。
カナダの人は一般に「他の人が何着てても気にならないでしょ?」というスタンスな気がします。自分の服装もあまり省みない様子なので、ファッションセンスは皆無…。 特に私の彼の職場は全く服の制限が無い上、前述の細かいこと気にしない性格もあって、自分のTシャツや靴下に穴が空いていても着続けます。
遂に先日、私の方が彼よりも気になって新しい靴下を買ってあげてそれをあちらのお母さんに報告したら、”Well done!”されました。もし彼のお母さんの点数稼ぎを狙っている方がいらっしゃいましたら、お試しあれ。(笑)
その3 パートナー=助け合う
勿論どこの国でもこれが理想的だとは思うのですが、カナダでは特に家事分担に関してこの「パートナー同士助け合う」意識が強いと思います。
私は現在ワークビザ待ちでボランティアしかしていないのですが、私も彼同様フルタイムで仕事をしていた時は、ディナーの準備を手伝ってくれたり洗い物は必ずしてくれたりしていました。
彼は特に料理が得意というわけではなく、寧ろ私が一緒に住む前まではパスタオンリー生活+割と頻繁にテイクアウト、というレベルだったのにも関わらず、私が毎日ご飯を作っているのを見て「Meguさん!パートナーだから手伝えることがあれば言って!」と手伝ってくれるうちになんと彼、自分で親子丼が作れるようになりました。(でも元々料理ができないのもあってやはり難しいらしく、その後料理のバリエーションは増えていませんが…。でもこの手伝ってくれるっていう意思表示が嬉しいですよね。)
さらに週末私が仕事で彼が休みの時は、私が帰宅するまでに夜ご飯の準備に加えてバスルーム掃除と洗濯物まで、まるでお母さんのような彼の働き具合にビックリでした。
番外編:Japanese-style Bento Boxに大喜び
もしかしたらこれはウチだけかも知れないですが…お弁当を作ってあげるときに、ご飯+おかず数品という日本ではごく普通のことをすると喜びます。と同時に”That’s too much work.”と心配もしてくれます。
サンドイッチ+小さいスナック1袋というのが子供時代に定番だった彼としては、日本風普通のお弁当は豪華に見えるのかもしれません。日本のお母さんが子供にしてあげるようなキャラ弁とかやってみたらどうなっちゃうんでしょうね?今度サプライズしてみたいと思います。(笑)