1.英語とフランス語を同時に勉強できる!

モントリオールのあるケベック州はフランス系の移民が開いた土地で、現在も人口の3分の2以上をフランス系カナダ人が占めています。
そんなケベック州の公用語はフランス語です。
田舎へ行くとフランス語しか話せない人が多いですが、移民や観光客の多いモントリオールは、ほとんどの人が英語とフランス語を操るバイリンガルな街です。
語学学校では英語とフランス語の両コース、更には2言語を同時進行で学ぶバイリンガルコースもあります!
街の人々は、フランス語で話しかければフランス語で、英語で話しかければ英語で返してくれるので、練習相手はどこでも見つけることができます。
筆者を含め、周りには「フランスにワーホリに行くための準備段階としてモントリオールを選んだ」という人が多かったです。
2.日本人が比較的少ない!

モントリオールはワーホリ人気都市のバンクーバーやトロントに比べて、日本人の数が比較的少ないと言われています。
”フランス語圏”ということがネックになっているようです。
確かに、英語圏の都市に行くよりもコミュニケーションのハードルは上がりますが、モントリオールではほとんどの人が英語を話せるので、生活する上でそこまで問題になることはありません。
せっかくカナダに来たのだから、日本人の少ない環境で生活をしてみたいですよね!
3.ごはんが美味しい!

フランスの血が流れるケベック州の人々は食へのこだわりを持っていることが多く、モントリオールではたくさんの美味しい食べ物を見つけることができます。
モントリオールでは外せないプティンやベーグル、スモークミートはもちろん、フレンチのレストランやパティスリー、カフェ、移民大国なので日本、トルコ、ギリシャ、ポルトガル、中国、モロッコ、メキシコなど、さまざまな国の伝統料理のおいしいレストランが軒を連ねていて、食べ物がまずくて困ることはありません!
4.ヨーロッパのような街並み!

フランスの風が香るモントリオールでは、ヨーロッパのような街並みを楽しむことができます。
特にオールドポートエリアのノートルダム大聖堂からジャックカルティエ広場まで歩いてみると、まるでヨーロッパの街の一角にいるかのような気持ちになります。
5.いつでもイベントが盛りだくさん!

モントリオールは屋内、屋外問わず、イベントが多い街です!
特に夏にはモントリオールから始まったシルクドソレイユや町全体が盛り上がるジャズフェスティバル、ユーモアの祭典、モントリオール国際映画祭など、大きいイベントが多くて退屈することはありません!
冬になると雪の祭典や、クリスマス市、寒い屋外でのエレクトロニックミュージックフェスティバル、ニューイヤーの花火などを楽しむことができます。
フードフェスティバルやワイン、チーズ、チョコレート等のイベントも度々開催されていますよ!
6.アートの街モントリオール!
モントリオールはアーティストが多い街です。
どこでもアートの風を感じることができますが、特にサンローラン通りを歩いてみると、個性的な壁画をたくさん見つけることができます。
この壁画は毎年6月に行われている「MURAL FESTIVAL」の時期に描きかえられ、新しいアートを楽しむことができます。
オールドポートのジャックカルティエ広場では、夏季になるとアーティストの販売ブースが出現し、絵画を観たり購入することができます。
似顔絵職人もよく出店をだしています。
この広場では実力のある大道芸人がショーをしていることが多く、思わず見入ってしまいます!
メトロ駅内外や公園、大通り脇など、至る所でストリートミュージシャンがライブを行っています。
モントリオールは歩いているだけで楽しくなってしまう街です。
7.街中に自然がいっぱい!
モントリオールはセントローレンス川とオタワ川に囲まれた、小さな島です。
ダウンタウンから離れると、きれいな川で泳いだり、釣りを楽しむことができます。
また街中に大きな公園があったり、中心街からほど近いモントロワイヤルには木が生い茂って湖がひろがり、リスやアライグマ、ビーバーが生息しています。
軽いハイキングに最適の場所です。
暖かい時期の週末には家族づれやカップル、友達同士でピクニックをする人々で賑わいます。
冬になるとモントロワイヤルの湖やオールドポート、フォンテーヌ公園などにはスケートリンクが出現します。人口リンクもありますが、天候条件が良ければ天然のリンクでのスケートを楽しむことができます!
モントリオールでワーホリをする際の注意点!

ここまで、モントリオールのいい面だけを挙げてきましたが、注意すべきポイントがあります。
ケベック州で話されているフランス語は”ケベコワ”と呼ばれ、フランス語の古い表現を現在も用いていたり、訛りが強いといった特徴があります。
筆者は慣れるまで、皆が何を言っているのか全く分かりませんでした!
慣れてしまえばフランスのフランス語とケベコワの違いを楽しむ余裕もでてくるのですが、それまでが大変です。
もちろん語学学校では”ケベコワ”ではなくフランス語を教えてくれますが、気になる人はフランス人講師のクラスをとるといいですね。
また仕事を探す際に、英語力とフランス語力が必須の場合が多いので特に接客業だと仕事を見つけにくいという点があります。
しかし、モントリオールの西側は英語を話すイギリス系の人が多く、東側にはフランス語を話す人が多いいう特徴があります。
英語を話せてフランス語にまだ自信がない人は西側の地域の仕事に応募してみましょう!採用の確率が上がります。
語学学校に通う際、英語もフランス語もまったくの初心者がバイリンガルコースをとって2言語を同時に学んでしまうと、頭が混乱して上達のスピードが遅くなってしまいます。
初心者の場合はどちらかをある程度伸ばしてからもうひと言語を学び始めるといいですよ。
まとめ
モントリオールでワーホリをすべき8の理由と注意点をお送りしました。
特にフランス語を学びたい人、フェスティバルなどのイベント事が好きな人にお勧めします!
2018年6月2日から、成田とモントリオール間の直行便が運航を開始するので、日本との行き来がグッと楽になりますよ!