カナダと言えば、メープルシロップ、アイスホッケー…そしてオーロラですよね。光のカーテンともノーザンライツとも呼ばれるオーロラはカナダに来たなら是非体験しておきたいものの一つ。ということで私も今年3月、ホワイトホースに行ってきました!
夜空に煌めく光のカーテンを求めて冒険の(?)3泊4日旅行記、これからオーロラツアーなどご検討の方の参考になればと思います。
春オーロラを選んだ理由
オーロラには見る為の条件が幾つかあり、空気が澄んでいて晴れている、月や街の明かりなど障害となる物が無い(夜でも明るい白夜ではオーロラは見られません)、太陽の活動が活発である、などです。
なので雨や雪が降ってはオーロラは見られない=3・4月は晴天率が高くなる為、レベルの高いオーロラが発生しやすい時期ということで、春でもオーロラ鑑賞のチャンスありなんです。
そして「真冬は寒すぎる」これに尽きます。何せカナダに来る時も、「氷点下…?寒いの無理やし」という理由でそこまで極寒ではないバンクーバーを選んだ私。マイナス20℃以下とか耐えられません。3月ならまだ、マイナス1℃〜マイナス13℃と(私基準でギリギリ)大丈夫な範囲。ということで行ってきました。
ホワイトホースへのアクセス
今回利用したのはエアノース。
この会社、おもてなし感凄いです。たった2時間半のフライトにもかかわらず、サンドイッチにスナック、あったかいチョコレートクッキーとキャンディーまで出てきて一気にファンになりました(笑)。


注意点:
国内航路とはいえ危険物・液体物に関しての搭乗時のチェックが厳しいです。
私の同行者はクレンジングと保湿ローションのボトルが大きかったらしく再検査となり、ボトルの中身を100ml以下に減らしてやっと手荷物検査を通過できました。
そして寒がりさんの味方ホッカイロも量が多いと没収されます。ご利用の航空会社の規則を確認しましょう。
オーロラを追いかけるか、宿泊先で見るか
ものぐさな私が今回選んだのは、宿泊施設からオーロラを鑑賞する方。寒くなったらすぐに暖を取りに室内に戻れるし、一緒に行った仲間と交代で外を見張って、最悪寝落ちした場合は叩き起こしてもらえば良いという算段です。

というわけで宿泊先は、ダウンタウンから車で30分ほどのKaleido Lodgeさん。日本の会社が運営しているので、スタッフさんもみんな日本人。久し振りの日本語かつおもてなし環境に益々テンション上がる私(笑)。

最初に書いたオーロラを見る為の条件の通り、周りに何か明るい物があるとそれが邪魔してオーロラは見られません。こちらのロッジは周りにそういった物が無いので、快適にオーロラ鑑賞出来る環境でした。

果たしてオーロラは見えたのか?!
オーロラは肉眼でただモヤモヤに見えていてもカメラのレンズを通すとハッキリ映ることもあるので、手持ちのコンパクトデジカメとiPhoneで撮影を試みたのですが、惨敗。

この日のオーロラの強さを示す活動レベルは10中4と低いながらも期待は持てる高さだったのですが、星空が明る過ぎてすごい光のカーテン!というのは拝めませんでした。そう、明る過ぎる星空も仇になるのです。
ただ、同じ日にロッジに宿泊していた方がかなりしっかりした撮影機材をお持ちで、今回ご好意で記事に掲載していいよ!という有難いお言葉を頂いたので、掲載させていただきます。
見てください、この星空とオーロラのコラボレーション。先住民のテント、ティピーも入って雰囲気バッチリ。
結局3泊4日のうち、このレベルのオーロラが見えたのはこの日だけでした。でもこんなステキな写真をシェアして頂けたので私は満足です!
ダウンタウン観光などオーロラ以外の見所
3日目には、今回のツアーパッケージに付いていたダウンタウン観光を楽しんできました。ダウンタウン以外にも、SSクロンダイク船とフィッシュラダーなどの有名な場所にも連れて行ってもらえました。
ホワイトホースの街自体はすごく小さくて、1〜2時間もあれば端から端まで見て回れます。自由時間もあり、スーパーマーケットに寄ったりスーベニアストアでお土産を物色したり、人気の(というかスタバ以外はここしか選択肢がない)カフェでまったりして過ごしました。
この後はロッジへ送ってもらい、翌朝5時起きでバンクーバーに戻らなければならなかったため翌日の出発に備えました。
反省点
皆さん是非、お持ちの方は絶対にデジタル一眼レフカメラ+安くて良いので三脚を持って行くことをお勧めします。機種にも因りますが、コンパクトデジカメでは「星空はギリギリ撮れるけどオーロラは無理!(怒&涙)」ってなりました。そしてオーロラは動いているので、三脚無しで撮るのは難しいです。
その他は何もかも必要最低限で大丈夫です。防寒具もちゃんとしたものをロッジで貸してくれますしね。
まとめ
この他にもホワイトホースでは野生動物鑑賞や、冬〜春な犬ぞりなどのアクティビティーも楽しむことが出来ます。
是非一度、皆さんもオーロラ体験しに旅に出てはいかがでしょう?
私も今度はもう一つのカナダのオーロラ名所であるイエローナイフ、そして北欧にも飛びたいと思っています。