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Aug 24, 2018

LifeStyle

カナダワーホリでやるべきタックスリターン って一体なに?

Dai

ワーホリ 最後にすることといえば、タックスリターン!しかし、いつでもできるわけではありません。タックスリターン でお金が返ってくる!しかしこれも、必ず返ってくるわけではありません。今回は、タックスリターン で知っておくべき知識と損しないコツを、わかりやすく解説していきますね!

こんにちは!タックスリターンを3回以上経験済みのメリッサです。カナダで1回目のタックスリターン では、なんと$180(約15,300円)返ってきました♫ちなみに、オーストラリアなど他のワーホリ国では、$1000(約85,000円)以上返ってくることもあり、国によって大きく違います。
たとえ少額でもお金が返ってくるって、嬉しいですよね。みなさんは、タックスリターン でお金が返ってきたら何に使いたいですか?

では早速、タックスリターン について私の経験とともにシェアしていきますね!
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タックスリターンは自力でできる?

タックスリターン って、なんか面倒くさそうですよね。でも、ネットがある今の時代、割と簡単に申請できるようになりましたよ!職場から「T4」をもらい、ネットのタックスリターン申請サイトを経由して申請したら、あとは待つだけ!ぜひ自力でやってみませんか?

ただし、自力でやりたくても出来ないこともあります!帰国が迫っている人は要注意です。(チャプター3参照)

自力でできない方、そして面倒くさいしこういうの苦手。というかたは、代行サービス「タックスリターン お助け隊」を利用しちゃいましょう!で、残りの時間でワーホリライフを楽しんでください!ワーホリなら手数料は$40(約3,400円)(年によって変動あり)。返ってくるお金から引いてくれるので、たとえば$100のリターンでも$60(約5,100円)はゲットできるってことですよね。もし$60あったら、なにに使いますか?私なら、バスパス1ヶ月分の足しにしてしまうかも・・(せこい!笑)

タックスリターン お助け隊(バンクーバー)へはこちら

タックスリターンとは

働いた経験のある方は、「自分の給料」から、「国に払う税金(や市民税、年金、社会保険など)」が引かれているのはご存知ですよね。

そして、年末や年度末に一年分をまとめて整理し、払いすぎていた税金などがあれば返還されます。(その逆にたくさん稼いでいて足りない税金分は、請求されます。)それが、いわゆる日本で「確定申告」と言われているものです!
カナダでいうタックスリターン(またはインカムタックスリターン ) も日本の確定申告とほぼ同じ意味ですね。

日本と大きく違うことは、日本では自営業でなく会社に勤めている普通の会社員ならば、確定申告(年末調整)はほとんど会社がやってくれます。しかし、カナダでは全て自分でやらなくてはいけないのです

さて、タックスリターン を受け付けている期間ですが、基本的に翌年の2〜4月末になります!2月に前年度の「T4」が会社から発行され、それを受け取ってから4月いっぱいまでに自分でネットまたは郵送で申請を行うことになります。以前は、郵送一択だったそうですが、近年個人でもネット上からでも申請ができるようになり、一気に便利になりました。

T4とは

T4」とは、1年分の給与明細のことで、日本でいう源泉徴収票にあたるものです。雇用主は、翌年の2月28日までに従業員に渡す義務があります。このT4はとっても重要なもので、これなしではタックスリターンが出来ません!!前年の全ての職場から、2月にT4を受け取って申請をしてください。T4はだいたい、A4の半分の大きさで、意外と小さいです。

4月頃に申請したタックスリターン はいつ、どこに返還されるのかですが、これは通常1ヶ月後、締め切りギリギリだと3ヶ月ほどかかり、「郵送」の小切手で還ってきます!ですので、5〜7月頃に還ってきた税金を換金しなくてはいけません。これ、帰国のタイミングと被って困る人いませんか?では、次のチャプターにてそれぞれの状況により、シュミレーションしてみましょう。

帰国後のタックスリターン

そうなんです。タックリターンには落とし穴があり、帰国のタイミングによっては申請後、6〜7月に返ってくるタックスリターン を受け取れない可能性があります。(ワーホリ終了後、カナダに残る人は大丈夫です。)

なぜなら、タックスリターン を受け取る方法は、「小切手」または「カナダ銀行口座に振り込み」となり、カナダに戻ってこれない場合は困難となります。(初回は、銀行振込不可です)また、最悪、日本で小切手を換金したとしても、約5000円ほどの手数料がかかります。残念ながら、自力での申請は難しいのです。
では、どうしたらいいのでしょうか?

結論から言うと、タックスリターン 返還金を受け取れない人は、代行サービスに頼み、日本の銀行口座に振り込んでもらうのがおすすめです!帰国するタイミングよって、どうしたらいいかまとめてみました。

①今年の1〜3月に帰る人→前職場からT4を受け取れるよう手配が必要。 知人やルームメイトに頼んでおいて、写真などのデータで送ってもらいインターネットで代行サービス申し込み。

②今年の4〜7月に帰る人→タックリターン申請後、返還金を受け取る手配が必要。最悪、自分で申請したとしても帰国後に返還金が送られる可能性が高いです。代行が無難です。2月にすぐ申請すれば、4月までに返ってくるかもしれませんが保証はできません!

③今年の8月以降に帰る人→自力で出来ます!


タックスリターンの流れ

じゃあ、実際に自分でやるには、どうしたらいいの?ここからは、私メリッサが実際に「はじめて」カナダのタックスリターン をネットから申請した時の流れを紹介します!

まず、気をつけて欲しいことは、働いた全ての職場からT4をもらうこと。そのため、住所が変わる可能性がある人は私書箱や知り合いに頼んで、2月に送られてくるT4を、確実に受け取れる特定の場所を手配しておきましょう。私の場合、一箇所でしか働いてなかったため、T4は1枚のみ!手渡しでした。本当にただのペラペラの紙なので無くしそう・・。携帯で写メを撮っておくといいかも。

※前年にたとえ1週間しか働いてなかったとしても、タックスリターン が出来てかつ、通常より多めにもらえる可能性が高いです!なぜかというと、前年1年間の全収入がその短期間の収入のみとみなされ、低収入者として、税金が多めにもらえるらしいです。(実は、わたしも1回目のタックスリターン は、12月の3週間分のみでした。)

3月に入ってから、タックスリターン 申請に取りかかり始めたのですが・・・いろんなWebサイトなどを見ているとどうやら、カナダ税務署公式サイトでは申請できないため、フォーマットを作って申請を経由してくれるサイトからできるとのこと。(「経由サイト」とよんでいきます。)

主な経由サイトはこちら

私はsimple tax でうまくいかなかったため、最終的にH&R ロックを利用しました。どちらも無料で利用できるし、安心して使えますよ!

Web情報によると「まず、CRAに登録」と書いてあります。「カナダCRA」のwebサイトへ行って、新規登録しようとしますが、「以前の記録がないよー」みたいな感じでエラーに。そしたら、はじめてタックスリターン する場合は、CRAで直接は新規登録ができないことが判明。つまり、はじめての申請では、はじめからsimple taxなどの経由サイトへ行って申請せよということ。

まず経由サイトに登録し、いくつか質問がありますので回答していきます。そして最後の方で、T4に書かれた数字を表に入力し、早ければ15分ほどで申請完了!「CRA Netfile confirmation」のメールが送られてきたらちゃんと保存しておいてください。お疲れさまでした。
申請した後、CRAからメールが送られてきて、「アカウントにログインしてね」と言われるのでそこで初めてログインし、SINナンバーと返金額を入力します。

その後、2週間後くらいに郵送でCRAから「セキュリティコード」なるものが送られてきて、またログインして、それを入力します。それで正式にCRAにも「タックスリターン を受理」されたことになります。さらに2週間ほどすると、郵送で小切手が送られてきますよ!この流れは、CRAから誘導されるようにできますので、メールと郵便物を確認しておいてくださいね

私の場合、4月はじめに申請完了して、5月にチェック(cheque)が送られてきました♫本当に、すごく地味なペラペラの封筒で送られてくるので、シェアハウスの方は、必ずみんなに「自分宛ての郵便が届いたら教えてね」って伝えたほうがいいですよ!!無駄が少なくて、エコなんですけどね・・。小切手は、自分の銀行口座でATMまたは窓口にて換金できますので、忘れないうちに処理しましょう。

注意:4月末の締め切りギリギリに申請した場合は、返ってくるのに少し時間がかかります。

無収入でもタックスリターンをするべき?

最後にタックスリターンで知っておくといい情報をシェアしたいと思います。
まず、学生の方で無収入でも、「移民」を考えている方は、学費のタックスリターン申請をしておくことを、オススメします。カナダ住民である期間はタックスリターン がほぼ義務になっており、のちのちにまとめて申請しようと思っても、スムーズにできない可能性があります。

無収入の期間と労働期間とは、同時に申請ができなかったりするらしいです。SINナンバーがなくても申請ができるそうですが、念のため、タックリターンの代行エージェントなどに相談をしてからやるといいでしょう。

私が聞いた話では、いくらワーホリでもタックスリターンをして、1年で稼ぎすぎた場合、足りない分の税金を請求された人もいるそうです。高収入の方の税金で国の経済が成り立っていると言っても過言ではないので、払うしかありませんね。当然ですが、高収入になってくると、バスパスやガソリン代、医療費なども税金控除の対象になってきます!レシートを取っておきましょう。(オンタリオ州では、家賃も控除対象になるとか・・。)

ちなみに一昔前、オーストラリアではワーホリの収入は、税金が0という太っ腹な時代がありました。そうなると、給料で天引きされていた税金がほぼ全額帰ってくることになりますので、かなりの金額が返ってきましたね。その頃は、若者がこぞってオーストラリアへ出稼ぎに行き、がっつり稼いでいた天国でした!ファームジョブなどで、そんな話を聞いた方もいるかもしれませんね。

あとがき

タックスリターンは、国民だけでなく少しでもカナダに居住したほとんどの人の義務になります。ですが、自分の場合は特殊だな、どうしたらいいんだろうと疑問に思った場合はネット情報はあまりあてにせず、エージェントなどに相談してくださいね。。申請のルールは年度によって変わりますし、州によっても違います。

そして、何度も言いますが、大事な書類でもペラペラの紙切れや封筒であまり重要さを醸し出していません笑!ですので、くれぐれも無くさないように気をつけてください。申請した後T4は不要になります
後々、カナダに移住したいってなった時に過去のタックスリターンが未処理だとトラブルになりかねませんので、ささっとやってスッキリしちゃいましょう。