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Oct 29, 2018

HangOut

【バンクーバーフードイベント】Taste of Yaletown 2018

Megu

一年を通して様々なイベントが開かれているバンクーバー。その中には食べ道楽的には押さえておきたいフードイベントも満載。その中から今回はTaste of Yaletownをレポートします!

バンクーバーのYaletownと言えばおしゃれなお店やレストラン、バーなどが立ち並ぶイメージですが、そんなYaletownで各レストランのメニューをお得に楽しめるイベントが毎年開かれているのをご存知でしょうか?

その名も【Taste of Yaletown】、今年で14回目を迎えるこちらのイベントは、普段はお高めでちょっと行きづらかったり、興味はあったけどまだ入ったことがないレストランにトライするのにぴったりです。
レストランによってそれぞれ$25/35/45(1CAD=85円換算で2,125~3,825円)のいずれかでメニューを提供しているので、予算に合わせて楽しめます。

25のレストランが参加の今年度、私はその中から2つほどお邪魔してきましたのでご紹介したいと思います。

Rodney’s Oyster Bar

まずは一軒目、ロドニーズ・オイスターハウスです。
こちらは普段から人気店らしく、Taste of Yaletownメニューが目当てでなく来ているお客さんもたくさんいました。
月曜日のディナーで7時頃伺ったのですが、夕食どきというのもあってか、週のはじめにもかかわらず店内はフルハウス。予約をしていなかったら待っただろうなと思います。(実際お店の外で待っているお客さんもいました。)

こちらのメニューは2人分で$45(約3800円)とお得。
シーフードボイルとサワードウブレッド、選べるデザートがついてきます。
メニューには”ENTRÉE: SEAFOOD BOIL (FOR 2)”と書いてあったので、てっきり前菜くらいの量だと思っていた私、ここが北米だというのを忘れていました。
何故だか知りませんが、北米ではEntreeといえばメインなんです。ちなみに前菜はStartersやAppetisersと言います。
以前オーストラリアに住んでいた時の感覚でメニューを読んでいて「ん?」と違和感に気がつく私、念のためサーバーさんに「量どれくらいある?」と訊いたところ「あなたならお腹いっぱいになると思う」と返されました…。

ということで、お腹を満たすべくイベント用メニューを注文。
前菜あらためメインのシーフードボイルは、ムール貝やクラム、エビと白身魚(おそらく鯛)がもりもり、ポテトとアンドゥイユソーセージ(腸詰ソーセージ)も入って、クミンなどのスパイスが効いたトマトスープベースになっています。このトマトベースがサワードウに合う!

「オイスターバーなのにオイスター入ってないんかい!?」と個人的には突っ込みたかったのですが、このシーフードボイルの量がヤバかったんです。7割くらい食べた頃には着ていたワンピースのお腹がキツい…。
これはヤバいと思ったわたくし、ムール貝をいくつか同行者のお皿に放り込んで押しつけ、何とか食べきりました。
もうちょっと量が少なければ、追加で生ガキのプレート頼んだのになあ…というのが悔やまれますが、それだとイベントメニューのお得感が薄れてしまうので難しいところですね(笑)。

階下のオープンキッチンに見えるオイスターを恨めしく眺めつつ、やっと魚介類を食べきったところで、締めのデザートに移ります。
ムース、クリームブリュレ、チーズケーキから一品選べるとのことだったので、みんな大好き(?)チーズケーキを選択。お腹パンパンじゃないのか、というツッコミは要りません。別腹です。

このチーズケーキが大正解。
カナダのチーズケーキっていままで、重ためで甘いベイクドばっかりに当たっていたのですが、こちらのは軽めのしっとりレアチーズ風で、トッピングのホイップクリームの甘さもくどくなく、クランベリーソースの酸味と相まって大変美味しかったです。ちなみに下のクラスト生地は残念ながら甘過ぎたので、お砂糖大好きの同行者に押し付けました。

総括:オイスターバーなのにオイスターが出てこなかった(お腹の許容量的にも頼めなかった)以外は満足です。★5満点で★3.5というところでした。デザートは一つのプレートをシェアになりますので、友達同士でも楽しいですが、デートで行ってキャッキャしながら食べるとなおいいと思いました。

Rodney’s Oyster Bar
Address:1228 Hamilton St, Vancouver, BC V6B 6L2
Hours: [Mon-Sun] 11:30am – 11:00pm
Website: http://rohvan.com/

Bistro Sakana

さて、日本人らしく洋の次はです。こちらが今回のわたくし的真打ち。
前出のRodney’s Oyster Housrに比べると、1人当たりのお値段が$45(約3800円)とぐっと上がりますが、普段行ってる寿司レストランに比べて別格のお刺身が食べられることを期待して!!
はやる心を抑えながら向かいます(笑)。

こちらは真鯛・ハマチ・本マグロ等の乗ったお刺身サラダから始まり、5種のあぶり寿司のプレート、松花堂御膳とシェフのおまかせデザート(日替わり)で締めるコースメニューです。
事前にオンラインで調べた時には書かれていなかったのですが、これに松茸の土瓶蒸しもついてきて、”Wow! Fancy!!”と、松茸も土瓶蒸しも初体験だった同行者のテンションが上がっていました(笑)。

さて肝心の味のほうですが、最初のサラダを食べた直後の率直な感想を申し上げます。
「いつも行く寿司レストランとお魚の美味しさが違う!!美味しい!!」
そうなんです。雰囲気にのまれて違うと感じるだけじゃない、確かに鮮度が違う!歯ごたえが違う!ここは美味しいお魚食べたいときにめっちゃおすすめです。

2番目に出てきた5種の炙りプレート、こちらも5種全部美味。敢えて一番をあげるとすれば、その美味しさを再発見したエンガワです。回るお寿司でも一皿目定番のエンガワ、炙りでは食べたんですが、炙ることでジューシーさが増してるんでしょうか、すっかりハマってしまいました。

3つ目の松花堂ボックスにはイベリコ豚、ホタテのグリル、蒸したスズキと海老マヨの4品が入っていました。

イベリコ豚には柚子胡椒がついていて、久しぶりの味に感動。
隣のテーブルの人達が柚子胡椒初体験だったらしく「ワサビかしら?ワサビみたいなのがついてるわ。Very strong」と言いながら食べていたので「それはJapanese Yuzu citrusですねん!」と突っ込みたかったのですが、そんな度胸はないのでぐっと堪えました。

さて、締めのデザート。
和ビストロらしくこちらは抹茶ムースと餅アイスクリーム。

抹茶ムースのほうは上から抹茶・チョコレート・あずきのクリームレイヤーになっていてバランスよくまとまっていました。餅アイスクリームはてっきりバニラだと思って食べたらびっくり、マンゴーが使われていて、フルーティーかつクリーミーで大変気に入りました。

総括:美味しい魚が食べたいならチェック必須です。★5満点で★4.5評価。−0.5分は、レストランのマネージャーとおぼしき人が常時テーブルを巡回していて、ゲストとのインタラクトっぷりが過剰だったので…。

Bistro Sakana
Address:1123 Mainland St, Vancouver, BC V6B 5P2
Hours: [Monday – Thursday]: 11:30am – 2:45pm; 5:00pm – 9:45pm
[Friday]: 11:30am – 2:45pm: 5:00pm – 10:45pm

[Saturday]: 5:00pm – 10:45pm
[
Sunday]: CLOSED
Website: http://www.bistrosakana.com

最後に

今回のようなフードイベントでは、どのレストランも新規のお客さんを獲得しようという魂胆も含めつつ、その分お得なオファーがされています。
興味があるけど行ったことなかったなーという場所には是非、足を運んでみることをおすすめします。
特にイベント中は通常時より混雑するお店も多いですので、もし可能な場合はできるだけ事前に予約して行くのをお忘れなく。
今年2018年度のこちらのイベントは残念ながら10月18~28日の開催と、もうすぐ終わってしまいますが、次は2019年1月にDine Out Vancouverというより多くのレストランが参加するイベントが待っています。興味のある方はチェックしてみてくださいね。