みなさんこんにちは!バンクーバーはまだまだ気持ちいい天気が続いていますね!このまま晴れの日が続いてくれるといいですね^^
まず、日本語を教えるって言ってもどこで誰に?ってなりますよね(笑)なのでまずどこで誰に教えているのかを紹介します!そして、実際に日本語を教えてみて難しいこと、そして楽しいこともシェアさせていただきます。
どこで誰を教えているの?
2つ目は、大学のクラスです。こちらは通っている大学院で、大学で開講されている日本語のクラスを教えました。ちなみに、このコースはオンラインのコースだったので、スカイプのようなものも使いながらの授業でした。
最後に3つ目は、現地の高校で、高校生を教えました。
それぞれ年齢層やタイプ、教えることなども違ってとてもいい経験になりました。
ちなみに、語学学校と大学ではげんきという教科書、そして高校では教科書を選ばせてもらえたので、まるごとという教科書を使用しました。
難しいこと
しかし、日本語って、割と勝手に日本で成長する中で、身につけて来ましたよね。気がついたらひらがなは書けていたし、なんでか知らないけれど、話せるようになっていたし(笑)
ということで、何をどうやって教えたらいいのか、全くわかりませんでした。
でもいろいろな先生の授業を見せていただいたり、TT(チームティーチング)をさせていただいたりする中で、アクティビティーや、授業の進め方などを学びました。日本語って、結構いくつかの簡単なルールで構成されているんだ!ということに徐々に気づき、それからはフォームの練習なども混ぜながら授業をしています。でも、フォームってなんやねんって感じですよね?(笑)
例えば、“て”フォームというものがあって、それは走って、飲んで、歩いて、など「て」か「で」で終わるフォームです。これを活用することによって、「飲んでください」など、お願いすることができたり、「走ってはいけません」と禁止することを言えたり、「歩いてもいいです」と許可することができたりします。なるほど!って感じですよね(笑)
やっぱりカナダで日本語を教えてみて感じたのは、みんなわからないことはどんどん質問するな!ということです。日本だと、事前に疑問で感じられるであろうことを予想して、授業中もわかっているのかな、と思いながら一応ここまで大丈夫ですか、と確認しながら進めるものの、実際に質問する人は少なかったり。
でも後からここがよくわからなかったということを教えていただいたり。カナダでは、割と、単純なことから応用的なことまで、わからないこと、疑問に感じたことなどがあれば、その場で聞いてくれることが多いです!
周りの人もそれに対してコメントや質問を加えたりして、え、それ聞くん?みたいな雰囲気には全然なりません!(笑)こういう文化もいいですよね、言語を学ぶには大切なことかもしれません。
楽しいこと
何が知りたいかな、どうやって教えたら楽しいかな、ということを考えながら教えるのも、教えることの醍醐味ですよね!
例えば、日本のジェスチャーについて教えた時は、「〜そうです」という新しい文法項目プラス以前に学んだ文法項目をいくつか使って、日本とカナダのジェスチャーの違いについてプレゼンしてもらいました。
例えば、このポスターにあるように、「日本では、謝る時に、このジェスチャーをするそうです」「でも、カナダでは、謝る時に、このジェスチャーをします」というような発表をしてもらいました。
ひらがなを全然覚えない高校生達がどうやったら楽しくひらがなを覚えられるか、ということを考えていた時は、ひらがなを使ったかるたを作りました!これ、割と何歳になっても楽しめるようで、どの年齢層で試しても熱中してやってくれます。笑