オーストラリアとカナダ、大まかな違いとは?
人種的な違いは?
Dai:まず、オーストラリアに住んでいる人の特徴、人種とかってどんな感じですか?カナダと比べて全然違うところとかあるんでしょうか?
Megu:メルボルンしか住んだことがないので一概には比べられないですが、メルボルンはバンクーバーと比べたらアジア人がずっと少ないですね。
Miki:わたしが滞在したゴールドコーストはど田舎で、でもアジア人が多くて。メルボルンはヨーロッパの人が多いイメージです。
Dai:場所によって違うんですね。
Megu:シドニー行くと中国人がいっぱいって、中国語がすごく聞こえてくるって話を聞いたんですけど。メルボルンだとそんなことも…まあいるにはいるんですが、すごく多いという印象でもなかったです。そうなる理由は分からないですが、メルボルンも大都市だけど、シドニーの方が全然大きいし、多分最初にみんなそっちに行くんじゃないかな。
Dai:日本人がワーホリで行くって行ったら、だいたいみんなメルボルン?
Megu:そんなことはないと思いますよ。日本人いろんなとこにいましたし。数日観光したケアンズにもいたし、わたしはシドニーは行かなかったけど、いるらしいし、メルボルンもいっぱいいるし…。でも逆にパースとか西側は少なそうな気がする。
Sho:やっぱ大都市の方が語学学校とか多いんですかね。
Megu:うん、それはあると思う。あと、私カナダ最初来た時にホームステイしたんですけど、移民のフィリピン人の家庭だったんです。でもオーストラリアのホームステイは普通に、そのもともとのオーストラリアの人の、言い方が悪いかもしれないんですが白人のファミリーでしたね。
Miki:場所と、あとは時期にもよるんでしょうね。観光シーズンの今の時期(北半球の冬、南半球の夏)だと、夏なんでヨーロピアンもバケーションで来るし、アジア人は少ないのかな…?
Megu:もう4年前になるんですが、私が行った時メルボルンはすごくブラジル人が多かった。詳しくは知らないんですが、学生ビザが解禁されたとかで。オーストラリアではわたし、最初はESL行ったんですけど、クラス10人とかいたら3、4人ぐらいブラジルの子が固ってて。
Kurubushi:(カナダの)トロントも多かったっす。ブラジル人はワーホリビザがカナダしかないって言ってました。僕の学校99%くらいブラジル人。
アジア人に対してのそれぞれの国の印象
Dai:結構コアな話になっちゃうんすけど、人種差別ってあるんですか?
Megu:それはこっちより、オーストラリアの方が感じますね。
Miki:ある…と思います。
Sho:例えばどういう感じなんでしょう?
Miki:歴史的にな違いもありますしね。
Kurubushi:ニュージーランドとか行くと、卵投げられるって聞くよね。
Miki:ニュージーランドもなんだ。オーストラリアそうですよ。
Megu:(オーストラリアの)タスマニアで聞いたことありますね。タスマニア一人で旅行してたんですけど、その時にバスの中で地元のおじさんと話してて、「そんなこともあるらしいから、気をつけてね」って言われましたね。
Miki:白豪主義の話ありますからね。つい最近まで白豪主義でしたからね。
(※白豪主義:19世紀後半から 20世紀半ばまでオーストラリアがとった白人最優先主義とそれに基づく非白人への排除政策)
Megu:「いろんなカルチャーを受け入れよう」みたいな雰囲気はカナダの方がいい気がします。ただ私、メルボルンにいた当時、最初はあんまり喋れなかったので。コミュニケーションする上で、自分で勝手に壁を作ってたから。その自分の勝手な壁を感じて、はぁ~って思ってたのも影響してるかも知れません。
Kurubushi:オーストラリアに比べて、じゃあこっちは全然…?
Megu:ないですね。人種差別で言ったら、私オーストラリアで最初に仕事に応募したカフェの話で。トライアルの時に、他のヨーロッパ系の応募者にはミニマムウェイジをちゃんと払ってたんですが、私にはそのトライアルの条件がアンダーミニマム(※法律で決められた最低賃金以下のこと)だったんですね。
Miki:最低…。
Megu:そうでしょ?で、「待って待って。あの人にはちゃんとミニマム払ってるって聞いた」って抗議して。オーストラリアにも日本で言う労基署みたいなところがあるんですが、そこに訴えるぞって言って、最終的にミニマムウェイジ分もらうものもらってやめてきました。
Sho:結構じゃあ、あからさまなところはあからさまなんですね。
Miki:そう、特に黄色人種は舐められる。言わないとダメっすな。
Sho:あからさまじゃないんすけど、よく聞くのはレストランの話で。いいレストランとかに行ったら、アジアの人がこう、テラス席とかじゃなくて端の席とかにさせられるみたいな。ヨーロッパとか結構、フランス行った時にされたことがありますね。
Megu:そういうすごいあからさまなことではなかったですが、働く時とか、一般に見えないところではありますね。
Dai:トロントは普通に、バンクーバーと同じ感じですか?
Kurubushi:そうですね。僕は、トロントではあんまり働いた経験無いんで分かんないんすけど。でも最初にESLの学校行ってたんで、「あの先生が気に入らん」ってなったらちゃんと伝えてたので。「今まで日本人いろいろ扱ってきたけど、お前みたいに文句言う日本人は珍しいわ」って言われて。
(※ESL=English as a Second Language の略語で、英語を母国語としていない方が第二言語として英語を学ぶこと)
Miki:やっぱりそれぐらい言わないとですね。
sho:日本人の性格的に、結構泣き寝入りしますもんね。
Kurubushi:そうですね。「すみません」「ごめんなさい」の精神が染み付いているから。あと「自分の英語力がダメなんや」みたいな。
トロントとバンクーバー、カナダ国内での違い
Sho:トロントって、なんか冷たくないですか?僕がトロント行った時、バンクーバー、西海岸の人はやっぱり結構人が優しいって思って。
Kurubushi:結構頻繁に感じたのが、バスに乗る時のことで。バンクーバーだったらバス降りる時とかでも、「センキュー」って言うけど、トロントの時は全然そんなのなかった。あとは、バンクーバー来て思ったのが、移民二世のイングリッシュネイティブスピーカーが多い…って言ったらいいんすかね。移民でも、カナダで育った人が多い。
逆にトロントは一世世代が多い印象ですね。だから働いてても、だから拙い英語でコミュニケーションとるみたいなんが、トロントの方は多かった印象です。バンクーバーの方が逆にアジア人多いって言うけど、英語を母語として話す人はバンクーバーの方が多い。今の職場もそうですし。
Kurubushi:トロントに住んでる人に聞いたら、「トロントに馴染むには、お前は3年おらなあかんよ。馴染むなら3年いてなんぼや。それでやっと初めてトロント人として認められるお前は」みたいな。
Sho:なんかちょっと閉鎖的な感じしましたかね。場所もあったのか。ロスとかサンフランシスコと、ワシントン、ニューヨーク、ボストンとかやったら、やっぱ人種が全然違いますよね。ニューヨークとかもすっごいシュンって(落ち込んでいるような感じが)してる。ロスとかは「イェー!イェー!」みたいな感じなんです。結構それは顕著に、西と東で出てたりするんだと…。
Dai:じゃあ、バンクーバーやっぱり一番過ごしやすい?
Kurubushi:そうだと思いますね。ほんまにバンクーバーは生活しやすいし、まあ雨はちょっと不便ですけど。まあ、トロントはトロントで雪あったから。トロントは寒い!骨が痛い!骨に響く!ほんまに。
Miki:ホッカイロいっぱい持ってかなきゃ。
Kurubushi:トロントは南極より寒いって言う。去年の冬はマイナス30度とか言ってたんで。だから歩いてて、コンクリートの冷気がもう伝わって来るし。
Megu:トロントに行くにあたって、マイナス30度対応のブーツ買いました。
Kurubushi:そんなんあるんすね。トロントは寒いせいで、携帯の電源すぐ落ちます。外で使うと、バッテリーの消耗激しかった。中入ると、あったかいっす。
Megu:トロントは地下街が発達しているって聞きました。
Kurubushi:そうっすね。ダウンタウンのほうやったら、ダウンタウンのど真ん中のユニオンステーションから歩いて、イートンセンターっていうでっかいショピングモール行けたりとかします。外が雪でどうしても使えなくなるから、地下が発達するらしいっす。
オーストラリアとカナダの天候
Dai:天気は、オーストラリアの方が全然いい?
Megu:私メルボルンいた時は、夏場40度とかでしたね。もうなんか「やばい…」って。でも40度って数字見るけど、木陰に入ると涼しいんですよ。
Kurubushi:それはトロントもそうでした。夏、日差しは強いけど、影入るとひんやりしてるみたいな。
Dai:カラッとしているんすか?
Kurubushi:そうそう。だから日本はほんまにサウナ状態。
Megu:そういう意味では、夏のメルボルンは暑いけど湿度が低いから大丈夫でした。日本でそんな40℃って言うとすごいけど。
Kurubushi:熱中症になってしまう。あれ災害ですよね、ほぼ。
Miki:寝る時は冷房ないと死んじゃいますけどね、メルボルン。
Megu:建物の一番上だとやばいかも知れないですね。私は違ったから大丈夫(笑)。
英語を勉強するならどっち?
オーストラリアのユニークな英語
Dai:とりあえず英語勉強するっていう目的だったらカナダ?
Miki:勉強だったらどっちもいけるんじゃないかな?
Kurubushi:オーストラリア人と働いて聞いたんすけど、オーストラリアって第二言語ないらしいっすよ。例えばカナダやったら第二言語でフランス語とか勉強するけど、第二言語の学習自体がオーストラリアはないらしくて。カナダの人は言語を学ぶ難しさっていうのは分かってるから。
Miki:オーストラリアの英語って独特ですよね、ブリティッシュっぽいっていうか、ボソボソというか…
Megu:”Good day.”の「デイ」が「ダイ」に聞こえる。あと「メイト」が「マイト」みたいな…
Dai:発音ってやっぱりオーストラリアって…
Megu:独特です。
Megu:都市の中心部だと、だいたいわかるんですよ。でも電車乗って1時間とかどっか遠くに行くと、「あれ、何言ってるか分からない。どうしよう…」って最初はなる。
Dai:日本で普通に英語の勉強したら、どっちかって言ったら北米寄りの英語じゃないっすか。結構勉強してオーストリア行っても難しい…?
Megu:最初はちょっと難しいかもしれない。
Kurubushi:でも慣れっすよね。そこは…耳が慣れるかどうか
Megu:オーストラリアは、変なスラングとか独特の言い回しが多かったり、イギリス寄りだったり。野菜にしても、パプリカのことベルペッパーじゃなくてCapsicumとか、なすはAubergineだし。あとズッキーニも…Courgette?
Miki:懐かしい!ファームで言った!うんうんうんうん!そう言ってますね!
英語が第一言語の人同士でも分からないことがある
Kurubushi:働いてた時に、イギリス人とカナダ人がいて、話しててもアクセントの違いでお互いちょいちょい分からんっていうのはありましたよ。だから普通に「ごめんアクセントのせいで分からん」…って話してても普通に言ってましたよ。
Dai:沖縄と違う地方の方言でしゃべる…みたいな。
Kurubushi:そう!ほんま僕らで言うとそんな感じやと思う。北海道と沖縄の人がしゃべったりとか、アイルランド人もいたんですけど、なまりが強いとか…だから同じアイルランド人同士でも「あいつの英語は分からん」言ってたりもするし。もう英語ってなんだろうってなりましたけど。
Megu:そうだよね。たとえばイギリスだって島国で一つの英語って思うけど、アイルランド、スコットランド、イングランドとかで違うもんね。
Kurubushi:ですよね。場所によって違う。あと相性もありますよね。この人の英語聞き取りやすいなってのもあれば、この人の英語ほんま分からんな…っていうのもある。声の高い低いだけじゃなくて、聞きやすい聞き取りにくいあったりするんすよね。
オーストラリアとカナダの物価と食事情
Dai:物価は、やっぱりオーストラリアのほうが高い?場所にもよるとは思いますが。
Megu:カナダと同じ感じします…
Dai:結局同じぐらい?
Miki:オーストラリアはtipがない。
Megu:でもシドニーオリンピックの後、いろんな店がチップの欄をレシートに付け足したらしい。普通のフードコートとかの時はtipもちろん全然払わないんですけど、例えばフルでテーブルサービスがあるレストラン行った場合は払いました。でも端数をラウンドアップするくらいで。
Dai:オーストラリアは、意外にチップないとこが多いんですね。物価は、基本変わらない?
Megu:そうですね。自炊してる限りは、生活費すごいかかるって感じではないかな。
Miki:でも、物によってはめっちゃ高い気が…。
オーストラリアの家賃は高い
Miki:オーストラリアって家賃が高いですよね。1週間で$150~180とか、そんな感じじゃなかったですっけ?
Kurubushi:月$500〜600くらいなら、カナダとそこまで変わらない?
Megu:カナダで月に$700、800くらい払うとシェアルームじゃなくて、すごいちっちゃいけど個室の可能性もあるじゃないですか。でもオーストラリアでそれは絶対ない。ルームシェアで狭い。
Miki:カナダはよっぽどいいっすよ! 個室あるし。
Megu:私がメルボルンで住んでたとこは、3階建てのフラットで。そこでバングラディッシュの子とシェアしてて一週間$150でしたね。フラット全体ではで7人住んでた。
オーストラリアは稼げる?
Haruna:オーストラリアは稼げますか?最低賃金が$16とか聞いたんですが。
Megu:私の時は$14とかだった気がする。でももう4年経つから。
Miki:でも結局アジア系のところで働いたら、キャッシュで支払われることが多いですからね…。
Megu:キャッシュで払ってるってことは、その履歴が残らないようにしているから、つまりミニマムウェイジ以下で違法ですよね。
Miki:ビジネスオーナーの税金逃れとかね。ちゃんとしたところだったら、まあまあいいんじゃなかろうか。
Megu:前出のカフェのオーナーに、「で、時給なんだけど…」って言われて。「そっちも税金払わなきゃいけないし、こっちも税金がかかるから、このへんで折り合いつけないか…」みたいなことを言われましたね。それはイリーガルなことをしませんかって私に相談してるんですね…と思って。
Miki:きちんと英語ができるようになってオフィスで働いたり、レストランでサーバーやったり。ホテルに勤めて、ポジションいいところ狙ったり、カジノで稼いだりとかができると稼げますね。
オーストラリアの日本食って?
Miki:オーストラリアの外食は高いです。まずいし。
Dai:日本人に合わないとか、そういう…?
Miki:行ってみれば分かる!まずい!
Megu:カナダの日本食のレストランって、だいたい日本人がちゃんとやっているでしょ?
Miki:オーストラリアは違うんだなー。思い出せないけど、あんまいいイメージないですね。
Megu:なんていうか…チャイナライズされた日本食というか…。美味しくなかった。ラーメンとかぬるいんですよ。
数名:ぬるい!?
Megu:これに12ドルか…みたいな(苦笑)。
Miki:許せないですね。自炊します。
Dai:じゃあ、ご飯系はこっちの方が全然いいんですね。
Megu:うん、こっちの方が全然いい!
Sho:なんか魚介がいいとか安いとかはないんですか?
Miki:いやいや。魚介は、いいものは日本とかに出しちゃってるっていうことでめっちゃ高いです。ゴールドコーストの先生談ですが。
Sho:あんなに海に囲まれてるのに…
Megu:新鮮なのは手に入るけど、安くはないですね。メルボルンって内湾でしょ?だから新鮮な魚介は買えるけど安くはないです。
Kurubushi:結構いろんな人から「オーストラリアいい、いい」って話聞くけど、ここに来て悪いイメージが出て来たから、逆に新鮮!
Megu:いやいやそんなことは!とりあえずオーストラリア観光してください!
住むならどっちがいい?
最初のワーホリ先を選んだ理由
Dai:じゃ…住むならカナダ?
Megu:住むならカナダがいいかな。表面的にはメルボルンいいですよ。
Sho:何で先にオーストラリアにしたんですか?カナダとかじゃなくて、敢えてオーストラリアを選んだ理由は?
Haruna:一番安くて、早く行けるところがケアンズだったのでケアンズに行きました。観光でしたが。
Megu:わたしの場合は、母の勉強の都合で付き添いとして、ワーホリ前に4回行ってたから。最初は一週間のステイ、次に二週間、さらに一ヶ月のステイ…と徐々に延びて。で、また二週間のステイってなって、私ここで生活できるんじゃ?みたいな勘違いで。
Kurubushi:一ヶ月も住めば、なんとなくこんな感じかってなりますよね。
Megu:そうそう。地理もわかってるし、このバスに乗ったらどこ行くみたいのも分かるし、多分スムーズに生活がスタート出来るはずと思って。わたしの場合、仕事を休職できたのが9ヶ月だったんで9ヶ月間のワーホリだったんですが、それだけ長くいるのも大丈夫だろうみたいな感じで、他のあんまり選択肢見ずに決めちゃった。
Dai:Mikiさんは?
Miki:私は知り合いがいたから、ワーホリの練習だと思ってそこに行きました。知り合いいた方が楽じゃないですか?(セカンドビザ等で)2年もいるんだったら大丈夫でしょって。
Dai:Harunaさんはケアンズにはどれくらいいたんですか?
Haruna:3日くらいですかね。観光だったので。大学の友達と3人で。
Sho:逆にカナダを先に選ばれた理由ってあります?悩んでとか?
Kurubushi:僕はやっぱ定番のニュージー、オーストラリア、カナダってなって。オーストラリアはセカンドビザもあるし、最後でいいかなってなったんです。最後にオーストラリア行って2年過ごそっかなみたいな。で、その前に、カナダとかニュージーとか行ってみようかなって思って。今思うと、「なんでカナダ来たんかな…?」ですけどね。
Miki:オーストラリアは若い子が多いですね。予算も低めで行けるし、いざとなったら英語できなくても大丈夫みたいな。情報がいっぱいあるから。
Haruna:ワーホリが初心者だったら、(オーストラリアの方が)入りやすいですか?
Miki:ネットでも検索すると、カナダに比べてオーストラリアのワーホリ情報は出てくるんじゃないかなと思います。
Haruna:私は全世界制覇が夢で。行ったことがなくてワーホリで行ける国が、ニュージーランドかカナダだったので、どっちかすごく直前まで悩んで、ニュージーランド行こっかなって思ったんです。でも相談したら「ニュージーランドってすぐ飽きちゃうよ」っていう話を聞いたことがあって、じゃあカナダにしようと思ってカナダに決めました。最初はトロントに行く予定が、『バンクーバーは世界で3番ぐらいで住みたい街、住みやすい街』って聞いたことがあるので、ちょっとだけバンクーバー見て、最初だけ見て、後はトロントに移ろうって思ったんですけど、もうずっと長くいますね。
Dai:バンクーバーは住みやすい?
Haruna:住みやすいですね。あと仲がいい友達とかもできてしまったので。
オーストラリアには例のアレが出ます…
Miki:ゴールドコーストは暖かったですね…あ、ゴキブリが出るんだわ!でかい!
Megu:あ、そうだ!ゴキブリが出るんだ…メルボルンも。
Dai:バンクーバーは全然いないっすね。
Kurubushi:出ないし、ちっちゃいっす。
各国でできるアクティビティ
Dai:アクティビティとか、どっちかって言ったらオーストラリアの方が多いイメージですね。
Megu:うん。オーストラリアのケアンズも行ったけど、スキューバとかしましたね。あと、メルボルンは車が運転できれば、ロードトリップしたりして。ほかにもメルボルンはバンクーバーよりも歴史的な建造物がずっと多いから、そういうの回ったりとかは楽しい。あと、カフェめぐりしたければ楽しい。
(※メルボルンはインディペンデントのカフェがたくさんあることで有名です。)
Kurubushi:ティムホートン(※カナダのドーナツカフェ一大チェーン)もあるんすか?
Megu:ティムホートンはない…。メルボルンの場合は、そういうチェーン店よりもローカルの、ちっちゃいプライベートのカフェが強いから。リトルイタリーってコミュニティもあるくらいですし。
Kurubushi:どこでもあるんすね、リトルイタリー。リトルイタリーとチャイナタウンはどこでもありますね。
オーストラリアは週一でバーベキューがデフォルト?
Miki:オーストラリアの良いところは、バーベキューができる!週一でバーベキューやってました。
Megu:公園にね、バーベキューのやつがあるんですよね?みんなが自由に使っていいバーベキュースペースが絶対1個、2個あって。
Miki:ゴールドコーストで海見ながら、バーベキュー!最高!週一!イエーイ!イエーイ!って。
Kurubushi:パリピはオーストラリア!
Sho:パリピとバーベキュー好きな人は…
Kurubushi:お酒の値段は?
Miki:ワインは安くてビールは高い。みんなビールよりワイン飲んでますね。
各国の恋愛事情や友達づくりの違いは?
現地の友達の作りやすさ
Dai:ネイティブっていうか、英語が第一言語の人と仲良くなるって言ったら、オーストラリアとカナダって言ったら?
Megu:カナダ!絶対カナダ!
Miki:そうだね。確かに出会い方にもよるけど、カナダの方がまだ仲良くなりやすい。
Haruna:オーストラリアはどういう感じがあるんですか?
Kurubushi:カナダは、しゃべってても辛抱強く聞いてくれますよね。フォローしてくれるというか。「多分その単語言いたいんやろ」みたいな感じで、結構自分がしゃべろうとしてる文章を継いでくれたりとか。
Megu:あと、オーストラリアの人の方がその場限り。次に続かない。例えばミートアップとかで出会って、そこでお茶して、「じゃまた遊ぼうね!」の後がない。
各国恋愛事情
Sho:オーストラリアに行ってる友達は結構、現地の人と付き合ったりしたりしてるんですけど。アジア人はそれでもやっぱり人気っていうか、どうなんですか?カナダとかだったら結構あるのかな?どうですか?
Kurubushi:女性のアプローチがあったかどうか?
Megu:ありますかね?分かんないですね。
Miki:あるけど、私のイメージだとアジア人は愛人とかそんなポジションのイメージが多い。よくお金持ちが、東南アジアの人を連れてるのが多いって。
Megu:なんか、みんなのオーストラリアとかに行きたい心をへし折る内容が…。
Miki:だってそうなんだもん!
Kurubushi:そうやろうね。いいっていう人もいれば、こうやって嫌やったっていう意見もあるし。
Miki:嫌というか、そういう情報もありつつのいい面もあるというだけで。
各国ビザ問題
日本人=ビザ的に有利?
Megu:ビザ問題で言ったら、日本人だと結構有利な気がする。学生ビザで申請して、そのあとエクステンドが必要になった時にも、学生ビザの延長が出やすいとか。ブラジルの子たち、私知ってる中で2人くらい、リジェクトされて帰んなきゃいけなかった子いたんです。でも日本人てあんまりそういうの聞かないから、たぶん国の信頼度?
Kurubushi:そう考えると、日本人すごいっすよね。今、ビザも無くて行ける国の数って最多ですよね。
オーストラリアのセカンドワーキングホリデービザについて
Sho:オーストラリア、ファームステイを88日間するとセカンドビザが申請できるんですよね。長くいたい人は、正直オーストリア抜群ですか?ファームステイしてセカンドビザで…
Dai:でも、2年以上滞在したいと思います?
Sho:男の方が多そうな感じがします。ファームステイってすごい力作業なイメージが…。
Megu:どうかな?女の子でわたしが知ってる子は、ストロベリーピッキングとかそういう軽作業っぽいのをしてましたよ。
Kurubushi:それ日本の派遣と一緒やねん。軽作業って書いてるけど、行ったら全然力仕事。
Miki:残念!全然軽作業じゃないです!トロリー使いますから、クソ重いとこは重いっす。腰痛くなります。
Haruna:農業に軽作業はないと思います。パッキングももう…大変。実家がぶどう作ってて、農業やってるので、農業に関してはもう手は出したくないです。ベリーって聞いて、名前は可愛いけど絶対辛いと思う。
Dai:ワーキングホリデーのサードビザもあるんでしたっけ?
Kurubushi:そうですね。来年から始まって、半年間(指定された特定の仕事に)従事したら取れます。最大3年滞在できる形ですね。来年からなんで、ちょっとまだ分からないですが。セカンドビザ同様、サードビザも申請時までに31歳になってたらダメで。ファームが人手不足だからでしょうね。
Miki:雇用主によっては悪徳な場合があるので、働いてもセカンドビザが申請できなかったりもするのできちんと調べた方がいいですね。「何しにオーストラリアまで来たんだろ?」ってなっちゃいますからね。
仕事の見つけやすさに違いはある?
カナダの方が仕事探しは簡単???
Kurubushi:そう考えると、カナダはそこまで下調べいらなかったっすね。特にバンクーバーは、友達とか「全然英語しゃべれないけど日本語の幼稚園の教師やってるから、英語使わなくて、お金も稼げるし生活もできる」って言ったから。逆にどこまで英語使わずにバンクーバーでできるんやろって、ちょっと試してみたいっていう…
Megu:何でか知らないけど、カナダに来てからの方が仕事探しがすごい簡単だったと思います。オーストラリアで私、カフェの仕事に50個ぐらい出したけど、返事が返ってきたのって2、3個で。でもカナダは来てすぐ仕事始められたんですよ。3個ぐらいかな…レジュメ送って、3個ともすぐインタビューしてくれて。
Kurubushi:チャレンジ精神があるんすかね。働く側もチャレンジ精神がある人いるし、チャレンジ精神を受け入れてくれる職場がある。よし採ってみよう日本人、英語全然しゃべれんけどなんとかなるんちゃう…って。
Haruna:カナダで就けた仕事はどういう仕事なんですか?
Megu:カナダではずっとカフェで働いてました。私は最初ワーホリビザだったので、制限なく働けたので。オーストラリアから日本に帰った時も、普通の仕事の他に週末だけバリスタの仕事は続けていたので、経験もあったんだろうけど。でも日本人とか関係なく採ってくれた。
Kurubushi:やっぱ日本人って真面目に働くから、「レジュメ書くときはトータリージャパニーズって書くといいですよ」みたいな話は聞きました。真面目に働く日本人って印象があるから。あと運とタイミングもありますね。
最初にワーホリするならば…
Dai:だいたい最初にワーホリするって言ったら、仕事探したりするって言ったら絶対カナダ?
Miki:うーん…カナダの方が初心者には優しんじゃない?でもオーストラリアもなのかなあ?個人的には、オーストラリアは体育会系って感じがしますね。「うえーい!」って感じの若い子。
オーストラリアの人は陽気かな。ジョーク結構多い気がする。カナダは真面目、優しいと思います。
Dai:最初にどっちか行くかって言ったら、別にどっちかっていうわけでも?
Megu:でもカナダかな。カナダ来てからのがいいと思う。
Dai:英語慣れるって面でも、こっちのがいいっすか?
Miki:オーストラリアの人は勢いで、英単語とかでもいいからどんどんしゃべったりとか、勢い元気がある人はいいと思います。
Megu:オーストラリアは英語ちょっと独特ですからね。あと、何かあった時に「それちょっと違うんじゃないですか?」って言える度胸があるならオーストラリアでもOK。「え…」って怯まない、黙って流されない。
Miki:私は海がきれいだし、知り合いもいたから、ここっと思ってゴールドコーストを選んだ。きれいな海見たい人はオーストラリアだし…
Haruna:スノボとかやりたいとか、大自然見たいんだったらカナダですかね。
Dai:目的によって決めましょうって感じですね。今回は、ありがとございました。